2021-01-01から1年間の記事一覧

今は昔#59  Jikowsつれづれ中「故郷だけが青山ではないでしょう」 中津さんそん

ど 今昔59Jikowsつれずれ 【故郷だけが青山の処ではないでしょう】中津さんそん 人生到る所青山あり と言いますけれど 人間には各々事情も感情もあります。 「こんな処 死んでもゴメン だ」と 駄々をこねる御仁もいる筈です。 俺 の知っているご先祖さまは曾…

今昔#58Jikowsつれづれ 「友よ・・・・・」 中津さんそん

今昔#58Jikowsつれづれ 「日瀝令和某年某月某日」 世はコロナの時代です。どちらを向いても昭和老人には居場所はありません 83歳の今まで 御世話になってきた近所の医院でのこと、ワクチン予約の困難ぶりは並みの神経では付き合えるものではありませでし…

今昔57 Jikowsつれづれ 『爺が孫に語る料理教室」  中津さんそん

肉じゃが 「肉じゃが」なんて馬鹿にしないで・・・。と機嫌を悪くするのではないかと 心配しています。ですけど、2歳の頃の貴女は「豆腐と納豆が大好き」なカワイ子ちゃんでした。「なんと経済的な女の子だろう・・・」と家族は笑ったものです。。その思い出…

今昔56 Jikowsつれづれ『爺が孫娘に語る料理教室」 中津さんそん

ホーレン草炒め じじは 貴方のお母さんの結婚準備に、二人で料理の勉強をしました。貴方とも料理練習したいのですがじじには体力も時間もありません。残念です。悔しいです。 せめてもの爺の気持ちです。料理の基礎練習と思えることを書き留めておきますので…

今昔55 Jikowsつれづれ「82歳にして 俺の人生やっとスタートです」 中津さんそん

82才で人生スタートふざけたこといっていいのだろうか?17歳で冬の穂高に散った先輩もいた。21歳で酒を使って自死した同輩もいた。皆んな向学の志に燃えていた好青年であったけど。それなのに・・・。今となっては、老人ならば、その原因を解析することは易…

今昔♯54 Jikowsつれづれ『尾畠春夫さんが羨ましい』 中津さんそん

面識のない人の名前を表題に持ってくるのは失礼な話とは思いますが,尾畠さんは(スーパー何某)とマスコミ名称を押し付けられて有名人にさせられております。貴方の意向に関わらず公衆存在となっている者と勝手に解釈させてもらいました。失礼の段、ご容赦く…

今昔#53 Jikowsつれづれ「命短し 恋せよ乙女・・・」 中津さんそん

俺も最近は大分年齢を食ったもんだ・・・。夢に出てくる奴は、あっちに逝ってしまってから、かなり時間が経っている。忘れてはいないけど記憶は日々薄らいでしまったいるのは、月並みな俺様で申しわけないけれど本当です。。薄情な俺でゴメンなさい。。 昨夜…

今は昔#52 Jikowsつれづれ記「大川小学校のこと・・・」 中津さんそん

齢80を超えて感情を露わにすることは、恥ずかしいこと位承知しています。ですが大川小学校のことは酷すぎる。誰しもが言葉を失うのは当然でしょう。。今年は十周年とやらで、例年の3月11日に比較してTVの実写フイルム放映が多かったように思えます。 大川…

今は昔#51 Jikowsつれづれ記「大陸孤児(6000字)」 中津さんそん

(梗概) 満州国が消滅してから かれこれ80年がたちます。 満州国とは 中国大陸の東北部に 1932年日本が主導して建国した”訳あり”国家でおんな実は日本陸軍の傀儡政権でした。 日本本土からも二百万人が移住してました。 ところが 1945年日本の敗…

今昔♯50Jikowsつれづれ「今の中国大陸は共産主義下ではないよね、あれ?」中津さんそんhttps://blog.hatena.ne.jp/jikowsnishinari0825/jikowsnishinari0825.hatenablog.com/edit#

昔中国大陸東北部の一角に満州国という国が存在しました。1932年に建て前は漢族・満州族・蒙古族・朝鮮族・日本人の五民族の協和国家というこ とに為ってはいましたが、実は日本の関東軍が策略した日本国の傀儡国家というのが真相でした。当時日本は政情不安…

今は昔♯49 Jikowsつれづれ 「人生なんて バイバイだけでok---ok---] 中津さんそん

「サヨナラだけが、人生よ」と言った先輩もいました。「男と女の間は、サヨナラだけサ・・・」と気取った呑ん平もおりました・こんなご老人は結構なもんですよね。 。 82年老の私は、何が原因やら知りませんけど、最近は心身ともに、とんと不調の毎日です。…

今昔#48 Jikowsつれづれ【食満ちて・・・】 中津さんそん

衣食住とは日本語も良い語呂合わせをしたものです。まさに人間生存の基盤でしょう。自分ではっきり自覚し始めたのは12・3才の年頃であったかと? 【学校生徒】の日常が毎日が芝居演技の連続で子供心にも嫌だった。着ている物も食べているものも住んでいる所…

今昔#47 Jikowsつれづれ話 「虐めた相手の親はヤクザだった・・・(2900字)」 中津さんそん 中津さんそん

僕は中学二年、同じクラスにかなりムカツク奴がいる、だけど、そいつの親父はヤクザだからチョッと迂闊に手出せないんだよな山田君と言います。。。 山田君は足が悪い。釣り人形のようにヨタヨタ歩く、体育の時間はいつも見学です。 痩せていて色が白いから…

今昔#46 Jikowsつれづれ 「真夜中 調理場で一人酒」 中津さんそん

酒は一人に限る。山も単独行に限る。 少年の頃からそうだった。人間関係の苦手な野郎には必然の道です。 特別寂びしくもないし 孤独でもない。 頭の中はにぎやかなものです。一人でいるからと言って 世の中に認められていないわけではないし、。 ちゃんと働…

今昔#45 Jikowsつれづれ語り『お母さんが家出をしました・・・」3500字 中津さんそん

(はじめに) 当ブログは 昨年三月に『母を尋ねて三千里』の名でブログしたものです。ところが昨日 「母を尋ねて三千里」という題名のテレビ・アニメが存在することを知りました。世の中には似たようなことを考える方が多いのだな と思ったのですが やはり自…

今昔#44 Jikowsつれづれ 「新聞少年」 中津さんそん

今の時代 新聞少年なんて言葉は全然聞かれない。おそらく若い人は知らないかもしれないし 現代人の中にも新聞少年の経験体験を持つ人は無しに等しくなってはいないでしょうか? 新聞少年とは読んで直感されるように「新聞を配達する少年」を意味する・ 令和…

今昔#43 Jikowsつれづれ語り 「三才児家出をする」2600字 中津さんそん

ジュンが行く方をくらませたのは 親子三人で遊園地に出かけた時のことです。無論日曜日で男は仕事は休みです。男はジュンのお母さんとの結婚が決まったので その記念にもと遊園地行は決められたのでした。 ジュンの母親は二十代半ばと若い まだ学生気分が抜…

今昔#42 Jikowsつれづれ 「漢民族って何んや?」 中津さんそん

82歳の私がまだ二十代の中頃のことです。 何とか用事を見つけては 横浜チャン街(中華街)によく出かけたものです。 若者の狙いは中華よりも街とは背中合わせのギリシャ街にあったと言った方が正解かも・・・。そこは外国航路の下級船員たちの集うクエッショ…

今昔#41 Jikowsつれづれ語り 「老夫婦と20万円」2600字  中津さんそん

昔々と言っても昭和の中頃のことですから差して遠いことではありません。大坂の大和川字 右岸の市営住宅団地に横田夫婦は住んでおります。男は72歳 色黒で肉付きの悪い貧相な年寄りす。女は77歳 ポッチャリ色白のいまだに背筋をピンとさせた上品なご婦人です…

今は昔#40 Jikowsつれづれ 「あいつ臭いで・・・シッシ―」 中津さんそん

きのう三週間ぶりに風呂に入った。徒歩一分の銭湯です。早朝6時からやっている朝風呂だから贅沢なものです。 風呂となっては 私にはトラウマもいいところ。83歳のいまだに「風呂は勘弁してくれ」は変わらない。74・5年は昔になるが 東北地方のある里山郷村に…

今は昔#39 「Jikows新春つれづれ・・・」 中津さんそん

もともと良い人生を送っていない所為か 老いても然したる思い出みたいなものは浮かんで来ない なのに 突然 昔々に忘却の彼方に消えてしまった筈のワン・シーンが頭を出すことがあります。まあ 老人の頭なんて調子の悪いパソコンみたいなもの 突然変異は日常…

今は昔#38 「Jikows正月つれづれ・・・」  中津さんそん

友は年賀状に曰く「登山歴66年に幕を引いた」とのこと。 友と始めて一緒したのは 確か高2のとき丹沢塔が岳であったと思います。。彼は岳人の人生を選び 小生は人間関係“蜜”の人生を選びました。「西田幾多郎・善の研究」の方に沈んで行ったのです。 お互…