Jikowsつれづれ#⃣100  「だし巻き・私のレシピ」  中津さんそん

「だし巻き」を長々とブログしてしまいました。 たかが《卵焼き」、されど我が人生、いや 我が青春と言いたい。 終わりに 一般的なものですが 私の「だし巻き」レシピをノートして置くことをお許し下さい。 たまごとダシの比率はⅠ:2です。 体調次第では6…

Jikowsつれづれ#99 [だし巻き屋 野たれ死にか?」中津さんそん

” ”だし巻き玉子焼き”を説教してくれた先輩職人は 確かに言った。 そう「こいつが出来るようになれば 一生”飯”には困らない」と。 「一生飯には困らない」。 このフレーズはこの当時の私にはどんなにか甘い蜜の 囁きであったことかーーー。 青春丸出しのvaga…

Jikowsつれづれ#98 「だし巻き玉子焼き(10)」 中津さんそん

出しまき玉子焼君 今君をまえにしていると わたしの気持ちは複雑なようで かなりストレートなまでに単純明快、気分は子供子供と東北6県の健児たらんと 覚悟をしていたSSM夫婦の次男坊童子でした。純粋でしたな・・・。 昨今のだし巻き玉子焼きと言えば 味…

jikowsつれづれ#97 「だし巻き玉子焼き【9】」中津さんそん

たかが玉子焼き。 されど「だし巻き玉子焼き 「頼むぜーーー」 あまり自慢になる話ではないが 俺は90に近くなりながら未だに 人間が出来ていない。 酒場騒ぎでは 「大器晩成ヨ・・」なんて笑っているけど 心の中は泣くことも出来ない臆病な奴だヨ、ほんに…

jikowsつれづれ#96 「だし巻き玉子焼き(8)」   中津さんそん

だし巻き」が出来たら 一生めしは食っていける、と説教されたけれど、86才老人になって未だにこのざまーじゃ。 食えない。先の見通しも出来ない。これでは、やっていても「張り合い」がない。 で、止めた。eン 食っていけない・・・・・ しかしだ、世の中、…

jikowsつれづれ# 95 「だし巻き玉子焼き (7)」  中津さんそん

だし巻き様、私はあなたとこんな仲になって人生の終盤になるとは、かなり妙ちくりんな心身なのです。 出会いのスタートからして、俺にとっては普通平穏な環境下じゃなかったしな。 しかし あの感動も何らの玉もなかった出会いが自分の終末まで続くとワ! こ…

jikowsつれづれ#94     「 だし巻き(6)」 中津さんそん

ここまで来ると なんか だし巻きという奴が無性に可愛くなる。 始は嫌な奴だった。 それが 長年連れ添っていたら 離れられない仲になっていた。 なんて大人の話となると 夜長の酒の肴として最高です。 どうしてこんな話になったかというと 86才になった今さ…

Jikowsつれづれ#93 「 だし巻き屋ん 頑張る頑張る 人生もENDに近いしな・・・」   中津さんそん

「だし巻き」やってたら 一生飯ぐらいは食っていけるだろうと 安心していたんだけれど 八十半ばを過ぎても このざま―だ。 やはり人生とは歌の文句じゃないけれど 思うようにはいかんものらしい。 俺の性分には こんな世の中も悪いもんじゃない。 飯の足らな…

jikowsつれづれ#92 「だし巻き屋ん頑張ってます(5)」 中津さんそん

俺はガキの頃から もともと食い物料理なんて好きじゃない。 だけど得意だったし、我ながら上手であったような気がする。だから俺はだし巻き屋をやっている次第です。 (厚焼き玉子)ではありません。(だし巻き)です。 好きでもない食い物料理が得意だった…

Jikowsつれづれ#91 「俺の本性ってなんだ?」   中津さんそん

自分で自分のことを「何だか知らんけど お前って変な奴だよな・・・」なんて 最近 は自分で自分に言って納得している。 それと謂うのも お前の生きざまの格好は世間様のセオリと云うか常識と云うか当たり前と云う枠に一寸ばかり外れてんのと違うか? と云う…

jikowsつれづれ#90 「さてと・・・・」 中津さんそん

東京から旅に出て60年。 人生50年とするなら、とっくの昔に逝ってしまっている筈だ。 友恵吉は21歳で逝ってしまった。 当然、俺の神経には、<弔い旅>の気持ちも 遭った。 そうだ、あの時には身も心も神経も、根性さえも真剣そのものであったナ。第一 若さ…

jikowsつれづれ#89 [おれって割かし真面目だよな・・・・」 中津さんそん

俺が体調を崩したのは 露助共がウクライナ侵攻を始めた時からだった。 馬齢86ともなっていると同期生と言うかポン友達はあっちに早々に逝ってしまった奴が多い。 ロスケと同じような事を海の上でやっている自尊エリート民族もいる。 虫唾がはしる。 しかし…

Jikows漫画つれづれ#88「旧友の来訪」

3 3 それにしても随分と長いご無沙汰でした。 面相もえらい変わりようだ。 これでは町ですれ違った程度では 「あれ・・・? あいつに似ているようにも思えるんだけどな?」なんて妙な感じも第六巻も生まれようもあるまい。 こいつ 今頃なんの気まぐれでやっ…

Jikows漫画つれづれ#87 「だし巻き(その4)」

孫が顔をだした。 何か月ぶりであろう? 「あれ困ったぜーーー。 何んもおやつらしき食い物は全然ありません さてと どうするか? エーーと、ああ 爺の 酒のつまみの餘りがあるけどな? どうする?」 「じぃじ、気つかわんといいからーーーー」。 この子はい…

Jikowws漫画#86つれづれ 「だし巻き(その3)」

大坂西成の商店街の大通りです。日曜祭日でもないのに朝から人一杯のエリアです。 「あ~あ」と両手を広げてデッカクあくびをすると 右手に何やら弾力のある塊にぶつかりました。 「ありゃ、何だい?」 途端に 「キャーエッチ!」と 若い女性の悲鳴です。 真…

Jikows漫画つれづれ 「だし巻き((

Jikowsつれづれ#85  「だし巻き(その2)」

味つけとなると砂糖・塩・味の素の3つだけ あとは如何なる秘伝の隠しナントカ も不要です。 調理実際も 卵とだし汁の割合2:1の伝承原則を守れば良いだけです。 だし汁も 出来ることなら 先人からの能書きを大事にしたいところでしょう。 無理なら だし汁は…

Jikows漫画つれづれ#84 「だし巻き卵焼き」

関西では 馴染みの卵料理です。小料理屋 呑み屋 大衆酒場では必ずお目にかかる筈です。なんせ原材料が卵なのだから売値が法外に高くなる事は先ずない。 厚焼きにしろ だし巻きにしろ 能書きを言い出したら切がないけれど「まあ 同じような」ものでしょう。 …

Jikowsつれづれ#83  「錢のこと」  

あの時は やはり親は金が無かったんだ。 何とか彼んとか御託を並べていたけど、要するに金の問題でした。 ほんのチョットしたお金がありさえしたら 「オーケー」なんだけど、 とすがり付いてくる息子を前にして 何とかしたい親だけど何もできない 心中、今の…

Jikowsつれづれ#82 『渋谷はふる里? それとも出発点?」

俺も86才になって ”故郷恋し”の感傷老人になりましたか? まあ そんなもんでしょ! 道玄坂なんてのは映画館の多いラーメン臭いとこだった位の記憶しかない。奥の方から玉電がヒョッコリ顔を出すところなんかはかなりユニークな坂道と言えるかも知れないけれ…

#81 Jikowsつれづれ 「渋谷駅 自分探し 12才」 

12才」 12才で{自分探し}とはずい分とオマセな小学生であることヨ。。 気障な言い方になるが 12才の少年が夢にもみたこともない東京と言うところ、そして出会ったのが欲望の坩堝であるデパートであった。 それにしても よくぞ気を狂わせることもなく生き…

Jikowsつれづれ#80 「渋谷駅とは東横デパート」   中津さんそん

東横デパートとは 東急デパートの前身です。一度行ってみたいとおもっていたのに その前に 何か理由があるんでしょう 閉店してしまったじゃないですか…。人生なんて 間に合わんことばかり? 目指すは畳み一枚ほどの特設売り場、ピンホール・カメラの実演販売…

jikowsつれづれ#79 「渋谷駅前・ふるさと」 中津さんそん

日本国ならば何処にいても 日のうちに一度に限らず複数回はテレビの画面に渋谷駅前のスクランブルこうさてんが放映される。 自分にとっては 70数年昔になるが 渋谷駅界隈のエリアは俺の縄張りであったはずだ。恵比寿駅、代官山、南平台,松涛ETC。 日に一度は…

 Jikowsつれづれ#78  「生涯Coolie プータロウ学生たらん」 中津さんそん

Jikows つれづれさまざm #78 仲津さんそん 馬齢86ともなれば 日常的に体調を崩すのは極自然な話でしょう。人間としても極マトモデアル証拠であると言いたいところでもあります。 もし、これ以上に生を続けんと欲するならば 体調第一に考えねばならない…

 Jikows つれづれ#77 [0話し少年 家出をすすめる」」中津さんそん

1 950年頃の太平洋戦争が終って混乱がまだまだの東京です。舞台は国電JRの恵比寿駅近辺の土地です。 駅を見下ろす高台に マッチ箱みたいなバラック家屋が密集しています。中身は全て約一で、八畳一間に畳一枚の炊事流し台には一輪のガス器具が置けるだけ…

Jikowsつれづれ#76  「日記の始まり」  中津さんそん

「自分探しは死ぬまで続くのか? 「自分探しに旅に出たのは30歳の時であった。晩い青春であった。 「自分を総括するためにパソコンを買い ブログを始めたときは80歳になっていた。我ながら「ドン臭い奴だ」と嗤うしかない。 単純計算をしても50年余も旅をし…

Jikowsつれづれ#75  「西大寺駅前事件」  中津さんそん

2月にはロシアのウクライナ侵攻があり その以前から南シナ海ではチャイナの無茶な土木作業が続いているし 正直言って「理不尽な弱い者苛めは止めてくれ・・・」と言う悲鳴だったんだけど 今度は理不尽な暴力沙汰です。41歳の男が元総理大臣を殺害した。問…

Jikowsつれづれ#74 「分裂症ですか・・・・」  中津さんそん

言葉は中身が理解できなければ味も素っ気もないものです。 統合失調症とか言われても昭和人間にはピンとこない。 「分裂症云々・・・」と言われると「あ、そうか。ヤッパリ・・・」なぞと パンツの中まで想像出来るものです。 ロシアのウクライナ侵攻のこと…