Jikowsつれづれ #72  「ロシアのウクライナ侵略・中国の南シナ海・・・・」 中津さんそん 

 「個人も国家も縄張りとなると・・・・」

ロシアと言う国は どうして ああも他人の国の領土をほしがるんですか  領土侵略・版図拡大なんて何世紀前の話なんです?

国境を接していると〈何時 攻撃されるか〉と臆病風を吹かしているみたいですが 今時、誰も他人の家なんかに軍隊を向けたりしませんよ。戦国時代じゃあるまいし集団で他人様の家を襲撃なんかしないわな。 他人の家でもわが物顏に入って行くのは《盗人殿》です。それは国の大事ではないでしょう。内の治安ですから次元が違います。相手を信用しない用心深さは立派なものですが 人を信用しないのも時と場合によるでしょう。現実となると過去・歴史に頼るのが通常ですけど そう言えば ロシアという国は「昔から約束を守らん」国だったみたいですね。

 我ら昭和の哲学少年の<成れの果て>には 消すに消えない英仏独の垢と言うかtatooみたいなモノが染み付いています。

彼らその他の方々は 大航海時代か植民地戦争か何か知らないけど 

随分と無茶苦茶な勝手をやったみたいです。

だからと言って 今度の「ウクライナ侵略」を訳知り顔に深掘りして考えたくはありません。俺の出来たのは せいぜい大英博物館ルーブルも近くまで行ったけど見てない なんてのが私の臍曲がりの程度だった。ケチクサイネ。

今回は 軍事とか経済とか言わないで 俺の頭は単純に「ヨウロッパ諸国の歴史の贖罪ぐらいに考えたら安いロマンチスト過ぎるかな? まあ いいや

それにしても、この地球上には 何と主権国家の多いことか・・、

そして リーダーもさまざま。 一見 覇権首長ばっかり 何故?

 英仏独は一旦置くとして 俺ら昭和少年はお隣中国歴史上の諸子百家には<ナニクレ>とお世話になっております。 

6・3制の少年時代は吉川英治に始まって源平支那読本にはじまって 未だに老年は<老子荘子>と手放せないものです。

 私にとっては師匠格になる中国が今じゃ南シナ海あたりで妙な侵略みたいなことやってんのよ‥‥。ウクライナのロシアと丸っきり同じことをさ・・・   こりゃー公園のど真ん中にテント張って「この広場は俺が仕切るからな!」と周囲を睥睨している悪ガキと同じだ。

香港のこと。 私は 香港返還の時 アヘン戦争に受けた恥辱を日本人なりに共有し 酒中「ご苦労さんでした」と祝言を唱えました。ですけど 先年の騒動には複雑な思いをさせられました。 若者は

もっとアヘン残酷の歴史を共有すべきだし 大人たち(tai-jin)は 若者たちの受けた「生まれ・育ち」を共有してくれてもいいのでわ・・・

と思うのは「日本人の甘さ」ですかね?   南シナ海については言葉がありません。

 人類生誕の時から 《ケイザイ》は《人の命や心》より大事にされてきましたから・・・・   「生きてさえおれば 後はなんとでもやっていける。命だ。命あってのモノだね」と現代の賢者はみなさん仰ります。  俺 未だに これには好感持てないんだよな。

これが正解だ、大人の賢い結論なのです、と。 理解できるし 納得もしている。 だが 好きになれん 時には面も見たくない。

 小生小学2年生の時分 よく黒板の前に立って所謂「おとぎ話」をさせられたのを今だに記憶しております。 教室に拍手で指名されると ドキドキ興奮してましたが 8歳の少年には得意な瞬間でもあったと思います。 敗戦直後 我々子供達にはドキドキ興奮するものが何もない世間でした。 8歳のガキのヨタ話?さえ渇望されたのでした。 しかし 私の感激は相当なものでして 当時の校舎教室受け持ちの教師の名前さえ忘れることはありません。

 いまにして言えます。俺は人減関係は苦手で 競争・武力ケンカ・人を見上げたり、みさげたり・とにかく威風堂々などは 全てペケです。

今の世の中には歓迎されないか・・・・。やはり 一休さんがいいネ。

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